1週間があっという間に終わって、娘が韓国へ帰って行った。娘が居た間は家の中がパーっと明るくて華やかだったが、帰っちゃうと男3人とオバハンと犬1匹で、一気に色気ない空気になってしまった。こんなにも違うものかな…同じ女なのに、若い子にはかなわないな〜。
でも、以前と変わった事がある。ダンナが息子に話しかける様になったのだ。ダンナも何かのきっかけが欲しかったのかな。
それは娘が帰省して数日後だった。今まで息子を無視し続けてたダンナが、朝起きてきた息子に「おはよう」と声かけたのだ。父子の関係が悪くなり、ずっと居心地悪そうにダンナと顔を合わすのを避けていた息子も、若干戸惑いながら「おはよう」と返事した。息子が仕事で家を出る時は、「気をつけて行ってこいよ」とも言っていた。
私は心底ホッとした。
ダンナは息子を家から追い出す。と言っていて、息子も春には家を出ると言っていた。こじれた関係のまま家を出たら、息子が家に帰ってくることは二度とないかも。と思っていたので本当にホッとした。
その日から、大好きなこたつにハマって寝落ちする息子の姿が復活した。